【活動報告】認定栄養ケア・ステーション ファンスタディより
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山口県栄養士会北浦地区の令和5年度事業として、3か所のこども食堂での食育活動を行いました。
活動の様子は、研究発表会でポスター発表として報告しました。
●2023年10月15日 (日曜日)11:00~12:00
カコモこども食堂
イベントホールJOY 201:萩市田町アーケード内
●2023年10月28日 (土曜日)17:00~19:00
ながとルンルン食堂
光浄寺:長門市東深川
●2023年11月23日 (木曜日)11:00~14:00
つばき交流食堂
萩椿西小学校:萩市椿
●YHPとは
NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ様とアストラゼネカ社の協働事業で、非感染性疾患(NCD)予防の食育活動が行われている。この度、当会も参加し成長期の食・栄養の大切さを、楽しく学んでもらう事を目的とする。
●対象者
こども食堂利用の子どもと保護者
●内容
食育カルタをしながらパワーポイントで説明。人体ジグソーパズル、人体消化吸収のすごろくを、子どもに管理栄養士が声掛けして一緒に行った。終了後に子どもと保護者にアンケートに記入して貰った。
ボランティア団体や個人の方々の協力で食事提供、調理後に利用者様が食事。その後、食育活動を子ども達と一緒に楽しく行うことが出来て、アンケート記入者は、小さい子どもは難しい為、記入可能の利用者のみではあるが、子ども3名、保護者7名から回収できた。全員が、話しの内容について分かりやすかった。食事や栄養の大切さが分かった。今後の食事に気を付けようと思ったとの回答であった。保護者からは、楽しく学べて良かった。食事内容に気を付けるとのコメントを頂いた。
・カコモこども食堂
カルタ、スゴロク、パズルを見ただけで、こども達がどんどん寄ってきてくれた。遊びながら実際に身体を動かしたり、身体の仕組みについて考えることができ、クイズでより食事にリンクする学びもあった。
・ながとルンルン食堂
一緒に遊ぼう!という形の食育をすることができた。トランプの神経衰弱など普通のゲームに交じって何気ない食育を実施することができた。また、運営者さんへの食育を兼ねたサポートの実施(フードパントリーの食材選び、食育資料作成サポート)もできた。山口県栄養士会北浦地区会長さんより、「こども食堂っていう心の温まる事業、ぜひぜひ栄養士会研究発表で知って貰いたい」という言葉をいただいた。
・つばき交流食堂
未就学児から中学3年生までが混じった形での遊びを実施。カルタも混じった形で取りながらスライドを使い学ぶことができた。食べ物に含まれる栄養素から具体的にどうNCDにつながるのか、疾患名を交えつつお伝えできた。当日は、読み聞かせコーナー、わたがし、型抜きコーナーもあり、お祭りのような雰囲気を楽しめた。また、会場が学校であること、自治体や元調理員、食生活改善推進員の方などかなり多くのボランティアの方が参加されており、多くの方を巻き込む力を感じ、みんなで子育て・地域づくりをしている様子が分かった。パズル、スゴロク、カルタをお土産にお渡しすると運営者の方にも喜んでいただけた。