2021年7月20日(公社)日本栄養士会「栄養ワンダー 2021」を活用し、宗頭文化センター「トマトの会」の皆さまに健康支援型配食サービスを実施しました!
宗頭文化センター「トマトの会」の皆さまに、「フレイル予防」をテーマに1時間の講話+座談会を行いました。
最初に自己紹介と食の悩みを発表してもらい、栄養ワンダーブックを活用しながら悩みを解決するための講話を実施。講話は参加者と話しながら行い、具体的なメニューの提案や、適正量について伝えました。
さらに、管理栄養士監修のお弁当付きにて、お弁当が教材になる健康支援型配食サービスを兼ねました。
お弁当:浜茶屋三貴(税込み1000円)
【メニュー】
・ご飯 160g
・いとより鯛のフライ(地物魚での手作り)
・鮭の塩焼き
・だし巻き卵
・チキンの甘辛煮
・キャベツとひじきの酢の物
・人参ナムル
・新生姜のマヨサラダ
・かぼちゃの煮物
・プチトマト、ししとう
・オレンジ、キウイ
*既製品は出来るだけ使わず地元の食材を利用している、手作りの優しい味わい。
【考慮した点】
・普段のごはんの分量は150gだが、かぼちゃの煮物と合わせてご飯半合相当(170g)になるように今回は160gとした。主食は毎食半合を目安にしてほしい。
・高齢者が主なので、フレイル予防の観点からも主菜のおかずをしっかり入れた。
・調理法や食材、味付けの重複を避けるようにした。
・野菜の摂取量を増やすように、野菜の副菜の品数を増やした。(1ずつの分量はもう少し増やしてほしかった。)
・減塩対策として、かまぼこなどの同じ練り製品、梅干しやたくあん、ソースなどは入れないようにした。
参加者の人が発言しやすいように設計をすることで、教えてもらうばかりではなく、食材の活かし方などの情報交換の場にもなりました。
また、社会参加が重要となるフレイル予防の活動の中に栄養についての教育が加わることで、健康維持、増進につなげることができました。
栄養に関する講話が増える中、
・冊子がある
・キウイという嬉しいお土産がある
という2点において嬉しく、栄養ワンダーは2019年から毎年活用させていただいています。
冊子は使いやすく、どの年齢においてもアレンジして活用できており、栄養ワンダー開催期間以外でも使いたいと思います。ぜひ来年も活用させてもらいたいです!