スポーツ×管理栄養士


小学6年生・のサッカー少年のお母さんからの依頼にてサポートをすることになりました!スポーツをするお子さんを持つ母にとって食事は気になるもの。スポーツ栄養を構築しよう!

レポート

サッカーをしている、小学6年生男児の食事サポートをファンスタディ管理栄養士チーム(26名)で行いました!

期間:2019年9月16日~9月22日の1週間(うち休日3日・学校のある日4日)

お母さんに性格、ポジション、身長・体重、成長曲線、ご両親の身長、筋肉の付き具合、ご家庭での食事の工夫、生活習慣などをお伺いし、毎日の食事報告をスタート♪
報告していただいた食事にプラスしたほうが良いものや、バリエーションを増やすための工夫などをお伝えしました。

食事記録から、エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・カルシウム・鉄・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・食物繊維・飽和脂肪酸・塩分量を算出し、食事摂取基準と比較。不足しがちな栄養素を算出しました。

さらに、食事記録を食事バランスガイドのコマに当てはめて、不足しがちな項目をピックアップしました。

その上で、お勧めしたい食材を具体的に挙げ、今の食事に「チョイ足し」してもらうことをお勧めしました!

・食事アセスメントを徹底的にする
・アドバイスは具体的な食材にまで落とし込む
この流れで進めました。

意識したポイントは、こちらです!
・なぜ?を大事に。
例えば「副菜が足りていない」「たんぱく質は足りている」など、何を基準にどれだけ?というところまで算出をして伝えました。
もちろん個人差はありますが、そのアドバイスをするにあたり、「なぜなのか」。
これを伝えることを大事にしました。

これは伝える側、つまり管理栄養士側にとっても良いと思いました。
「たぶん」副菜が足りていない
「たぶん」たんぱく質は足りている
と、「たぶん」が付いちゃうアドバイスは、中途半端な感じがするからです。


・具体的な食材レベルまで落とし込んだアドバイス
例えば「カルシウムが不足している」とします。
それだけ伝えたらどうでしょう?
カルシウムが多く入っている食品として牛乳が思い浮かんで、牛乳ばかり摂ってしまうかもしれません。
サプリメントを摂るほどではないのに、サプリメントを摂ろうとするかもしれません。
実際に、この男児の場合カルシウムが不足しがちだったのですが、食事バランスガイドでいうと、牛乳・乳製品の量は足りていました。
副菜の量はもう少し欲しいという結果だったので、
副菜として摂れる食材で、カルシウムが補えるものを提案しました。

さらに食事を教えてもらったからこそできるアドバイスが「チョイ足し」のススメ。
いつも摂っている味噌汁にこの食材を足したら良いよ~など、料理よりもっとハードルを下げたアドバイスにつなげました。


・対面でのアドバイス
数字を見せてのアドバイスだからもちろんのこと。
資料を渡すだけだと読まない、読んでもわからないことが想定されます。
資料を見ていただきながら、これはどんな意味を持つものなのか。
説明をさせていただきました!


このように、自信を持って行ったサポートでしたが、もっと良い方法はあるのか。
気になったので参加されている管理栄養士さんが普段どのようにサポートをしているのかを教えていただきました。すると、こんな声が挙がりました。

・最初に見本となる食事を伝え、それに寄せていくようにサポートをする
・数字で算出するところまではやらない
・お母さんにアドバイスをするのではなく、子どもと話し、本人の力で食事を選択する力を付ける
・数字として算出したものは見せない、管理栄養士側で把握しておくだけにする


確かに、子どもと話すことは大事だったな、今回もそうすりゃよかったな、など、すぐに取り入れた方が良いと感じることがありましたが、
基本的には、他とは違うけど、この栄養サポートの仕方もあって良いのかもと感じました。

さらに、対象者によって使い分けたら良いと感じたこともありました。
例えば数字を見せるのか否か。
これは、一律の基準ではなく、どんな人へのサポートなのか、その人の性質も含めた上で判断すると良いと感じました。



今回のように身近な人に対して、チョロッとアドバイスをするだけでなく、しっかりとサポートできるようになる。管理栄養士のしごと創出としての1つの目標です。
さらに、サポートの形をある程度整えること。これも目標です。ここが達成できれば、クリニックや医院での外来栄養食事指導の機会を増やすという目標達成にも進むことができます。



その人の食生活を知り、それをベースにしたその人に合った食事サポートをすること。
ここに焦点を当て、引き続き探り、形創って行きますので、皆さんもどうぞよろしくお願いします!

詳細


●対象
スポーツ栄養に興味のある方、スポーツをする身近な方にサポートをしたい方
●期間
2019年9月12日(木)~9月22日(日)
●参加費
無料(参加権利:ファンスタディの有料会員(月会費1,000円)であること)
●10/21(月)
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