2018年 1月 25日
○○は捨てる!方法について。
今の時期、方法論に振り回されがちになってしまうことも多いでしょう。
大事なのは、「どの方法でやるのか」ではなく、着地点を「あなたの分からないところを分かるようにすること」に置くことです。
方法論に振り回されるとは、一体どんな例があるのか?
例えば解糖系や電子伝達系、糖新生、β酸化などの代謝が分からないとします。
そんなに分からないなら捨てればいい!
他で点数を取ればいい!
そのような方法を耳にしたとします。
素人考え・情報の乏しさの中、その方法を取った時、
以下のような弊害があります。
・代謝の問題で点数が取れない
毎年必ず出ています。
しかも1問ではなく、数問も出ています。
・病気の問題にも影響される
例えば代謝が分かっていなければ糖尿病も分からないことにつながります。
捨てるのは代謝の問題だけではないということです。
背景に大量の問題を捨てることにつながります。
・実は点数の取りやすいところ
毎年同じ部分を色んな言い方で出題されているのがこの分野の特徴です。
ただ、理解が乏しい状態では、たくさんの種類の問題が出ているかのように感じます。
理解してやれば点数源となる分野なので、もったいないです。
昔、外部でのセミナーを頼まれた時、「受験生は捨てるようなところを教えると喜ぶ」と聞きました。
正直、安易だなと思いました。(もちろんそんなセミナーはしていません。)
そんな方法より、覚える事そのものを少なくする、
考えて解く問題が増えた今の時代にも適応した勉強法を伝えます。
結局管理栄養士になってから困った!とならないように。
受験生時代は、勉強をしっかりとするチャンスなのですから!