2014年 10月 06日
「ホルモンマップで1つ学ぼう!」
*ホルモンマップは、「ホルモンマスター」セミナーと、応用力問題セミナーご出席の際にご購入いただけます。
前回に続いて、ホルモンマップ活用法です。
ホルモンマップは、
3つのホルモン攻略ポイントを押さえた「地図」です。
ホルモンの3つのポイントは、
1.どこから分泌されるのか
2.どんな働きをするのか
3.ホルモンの病気の症状、対策
です。
なので、ホルモンポスターは「3枚」あります。
1.どこから分泌されるのか
これは、ポスターで語呂合わせと「位置」のイメージで覚えていきます。
2.どんな働きをするのか
これは、言葉を絞って覚えます。
例えば、バソプレシンの場合、
「抗利尿ホルモン」とだけ覚えておけば、
集合管・遠位尿細管での水の再吸収促進するということは、考えて分かります。
抗利尿とは、利尿(尿がたくさん出る)の反対。
だから、尿細管での再吸収を促進して、尿量を減らすのですよね。
このようにして絞った言葉のみ、ポスターに載せていますので、
その言葉のみ覚えてあとは考えて導き出せるように癖付けます。
そしてこれもまた、「どこから分泌されるのか」の、
「位置」のイメージと一緒に覚えておきます。
3.ホルモンの病気の症状、対策
そのホルモンがどんな働きをしているのかを知っているだけで、
そのホルモンが出すぎた時、
またはホルモンの分泌が足りなくなった時、
どんな症状が出るのかが分かります。
よって、病名を聞いて
「それは○○というホルモンの分泌が、低下する病気だね!」
ということが分からなければなりません。
例えば尿崩症と聞いて、バソプレシンの分泌が低下する病気だと分かること。
そうすれば、抗利尿ホルモンの分泌が低下するので、
「利尿」が促進されて、尿量は増えるということが分かります。
病気の症状が分かれば、治療(対策)も分かります。
ということで、この3つのポイントに絞って勉強できるのが、
ホルモンポスターなのです!
白黒の書き込み用ポスターと一緒に、
ぜひご活用くださいね!
(今日の動画はこちらをクリック↑)