2016年 10月 27日
「知ってますか?所得により生活習慣の状況に差がある」
第31回管理栄養士国家試験まで、あと143日
平成26年「国民健康・栄養調査」の結果が発表されています。
この調査結果は、毎年発表されるものです。
そもそも「国民健康・栄養調査」って何でしょう?
この調査は、身体状況調査、栄養摂取状況調査、生活習慣調査票に分類されます。
この調査から、「私たちが毎日どれくらいの栄養素を摂っているのか?」などが分かるのです。
例えば食塩摂取量。
私たち日本人は、食塩摂取量、どちらかといえば「摂りすぎ」傾向にある。
この感覚はみなさんの中にあるのではないでしょうか?
では、食塩摂取量はどのくらいを目指せばいいのか?
食事摂取基準が教えてくれますよね。
成人男性の目標量は、8g未満/日、成人女性は7g未満/日です。
じゃあ、その食塩は、どんな食品から摂っているのか?
このような具体的な食品にもつなげられるのが、国民健康栄養調査です。
・何を目指すのか?
・現状、どうなのか?
これは、国家試験で良く出題されるから、だけではなく
栄養士・管理栄養士として知っておきたいことです。
さらに国民健康・栄養調査のおもしろいところは、
毎年重点項目を決めて調査をしているということです。
平成26年の場合、「所得により生活習慣の状況に差があることや、健診の未受診者で健康状態に課題がみられること」などが重点課題として取り上げられました。
具体的にいうと、所得の低い世帯では、所得の高い世帯と比較して、穀類の摂取量が多く野菜類や肉類の摂取量が少ない傾向にあります。
お金が無いから?と思いきや、
所得の低い世帯では、習慣的に喫煙している者の割合は高いのです。
さらに、所得の低い世帯では、健診の未受診者の割合が高い、歯の本数が20歯未満の者の割合が高いなど、世帯の所得の違いにより差がみられたのです。
このような旬な情報は、新しいもの3年分くらい把握しておくことが理想なので
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