2016年 9月 08日
「日本食品標準成分表2015年版inアミノ酸成分表」
今日も、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について。
2010年版からどこが変わったのか?触れていきますね♪
アミノ酸成分表及び脂肪酸成分表について、収載食品数を増加
(アミノ酸成分表:337 食品→1,558 食品、脂肪酸成分表:1,262 食品→1,782 食品)
そもそも、食品成分表と一緒に出てくるアミノ酸成分表と脂肪酸成分表って何なのでしょう?
アミノ酸成分表と脂肪酸成分表は、次のように分類されています。
●アミノ酸成分表
第 1 表 可食部 100 g 当たりのアミノ酸成分表
第 2 表 基準窒素 1 g 当たりのアミノ酸成分表
第 3 表(注) アミノ酸組成によるたんぱく質 1 g 当たりのアミノ酸成分表(ホームページで公開)
第 4 表 (基準窒素による)たんぱく質 1 g 当たりのアミノ酸成分表(ホームページで公開)
●脂肪酸成分表
第 1 表 可食部 100 g 当たりの脂肪酸成分表
第 2 表 脂肪酸総量 100 g 当たりの脂肪酸成分表(脂肪酸組成表)
第 3 表 脂質 1 g 当たりの脂肪酸成分表(ホームページで公開)
各表の違いについては、実際に表を見てみるのがベストです♪
まずは、アミノ酸成分表について。
アミノ酸って何?と聞かれてこたえることができますか?
アミノ酸がたくさん連なったものがたんぱく質です。
たんぱく質はアミノ酸の重合体であり、体組織や酵素、ホルモン等の材料となるほか、
栄養素及びエネルギー源としても不可欠な物質です。
たんぱく質の栄養価は主にそのたんぱく質を構成しているアミノ酸の種類と量(組成)によって決まるため、
アミノ酸組成のバランスが重要となりますよね。
このため、食品のたんぱく質の質的評価に活用できる基礎資料として、アミノ酸成分表が作成されたのです。
明日は、第2表の「基準窒素」について♪
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