2012年 9月 01日
“ページ数が多くて不安です”
“テキストのページ数が多くて不安です”
3月に試験終了直後に入会され、勉強を始めた方に対し、最近入会された方、また、ご入会されていたが時間がなくて勉強をなかなかスタートできなかった方に同じような質問を多くいただくようになってきました。
1つ1つ考えていくことで、解決していきましょう。
■なぜページ数が多くなるのかを考えてみる
例えば、鉄欠乏性貧血=小球性低色素性貧血
これを学習するのに、ただ上記のように一行で済ませることはできますが、管理栄養士勉強サイトの場合は、
ヘモグロビンの構造や赤血球ができるまでの過程の図があり、鉄欠乏性貧血ではどの過程が障害されるのかを学んだ上で、下記のように学びます。
—————–
多染性赤芽球の段階で、ヘモグロビンが合成されます。
ヘモグロビン合成に必要な栄養素が、鉄です。鉄が足りないと、ヘモグロビンは合成されなくなります。
これが、鉄欠乏性貧血です。
ヘモグロビンの合成が障害され、赤血球1個あたりのヘモグロビンが減り、赤血球の大きさは小さくなります。
また、血液の赤さのもとであるヘムの中の鉄分子も減少するため、薄い色となります。
よって、鉄欠乏性貧血では、小球性低色素性貧血となるのです。
—————–
このように、「なぜそうなるのか」を理解することを常に意識し、文章や図で表現していますので、ページ数は大きくなります。
しかし、理解しながら学ぶということは、鉄欠乏性貧血の他の症状も考えて分かるようになり、結果的に暗記すべき事項を減らすことができます。
なおかつ、鉄欠乏性貧血において、過去問では出題されていないような新しいことを問われたとしても、考えて答えを導き出せる確率が高くなります。
よって、ページ数がたくさんだ=学ぶ量が多いということではありませんので、このことを不安に思う必要は全く無いのです。
逆に、危険なのは、「鉄欠乏性貧血=小球性低色素性貧血」のように、理由の記載がなく、要点だけまとめてある薄い参考書をみて、「勉強する量は、たったのこれだけだ」と安心してしまうことです。
実は、そのページ数の薄さは理解を促す文章や図の不足であり、あなたが覚えるべき量は、理解しながら学ぶ人より何倍も多いということを物語っています。
■ページ数の多い教材を見て「終わるかなぁ、不安だなぁ」と思うか、薄い参考書をみて「これなら終わる」とホッとするかの違いのみで、学習すべき量は同じだということに気づく
ページ数の多い管理栄養士勉強サイトの教材も、過去問(主に第20回からのもの)を参考に作成しています。
おそらく、薄い参考書も過去問を参考に作成しています。
結局は、薄い参考書であろうが、ページ数の多い教材であろうが、「学習すべき量」は同じなのです。
それなら、「これなら終わる」とホッとされるより、「終わるかなぁ、不安だなぁ」と思っていただいた方が良いと、私は思います。
時間は思うより少ないからです。
焦って勉強される方が良いです。
■とにかく進めてみる
不安に思うだけでなく、とにかく少しでも前へ進めようという気持ちが大切です。
前へ進めることで、「図や表や具体例、なぜそうなのかの説明が多い・説明が丁寧だからページ数が多いのだ!」ということに気が付きます。
思ったより前へ進めることも、徐々に体感していただけることでしょう。
とにかく進めてみることで解決できる不安は多いです。
■これからの勉強方法のアドバイス
(11月から管理栄養士勉強サイトに入会され、「新・効率のいい順で学ぼう」を進める方、または、それ以前に入会された方で、思うように進んでいらっしゃらない方、勉強時間がなかなかとれない方へ)
基本的な「わくわく勉強方法」は変わりませんが、時間が少なくなってきた今は、優先順位をつけて、優先順位の高いものを確実な方法で終わらせていくことで効率の良いものにする必要があります。
優先順位を考えた時、解くべき問題はオリジナル問題より、過去問です。
オリジナル問題は解かずに、いきなり関連過去問を解きましょう。
(ページを進まれると、その章の関連過去問の記載が”「単語帳で暗記しよう!」”の下にあります)
関連過去問を解いた後は、その過去問の説明場所のみを見つけチェック。テキストを読んで理解を深め、頭を整理させ、自分専用問題を作成し、それを使って隙間時間などに暗記をします。
自分専用問題の作り方は、オリジナル問題から作った自分専用問題である「単語帳で暗記しよう!」を参考にしてみてください。
また、模試や講習会、メルマガの問題などの優先順位は、過去問より低いです。
最も優先すべきことは、新・効率のいい順で学ぼうで、過去問から出題されたことをしっかりと理解・整理し、自分専用問題で暗記をすることで、基礎を固めること。
つまり、新・効率のいい順で学ぼうを、わくわく勉強方法で進めることが最も優先すべきことです。
よって、模試などは、新・効率のいい順で学ぼうを、わくわく勉強方法で終わらせた後に余裕があれば解きましょう。
最後に、一番大切なことは「諦めない事」です。
諦めなければ、今からでも合格する方法はあります。
まずは、「諦めない!!」そう決めて、第27回国家試験にチャレンジしてもらいたいと思います!
上記のことを読んだ上で、とにかく進めてみましょう(^-^)!!
進めることで、感じることが変わってくると思いますよ♪
それでは、皆様の管理栄養士合格を心から応援しています!!
3月に試験終了直後に入会され、勉強を始めた方に対し、最近入会された方、また、ご入会されていたが時間がなくて勉強をなかなかスタートできなかった方に同じような質問を多くいただくようになってきました。
1つ1つ考えていくことで、解決していきましょう。
■なぜページ数が多くなるのかを考えてみる
例えば、鉄欠乏性貧血=小球性低色素性貧血
これを学習するのに、ただ上記のように一行で済ませることはできますが、管理栄養士勉強サイトの場合は、
ヘモグロビンの構造や赤血球ができるまでの過程の図があり、鉄欠乏性貧血ではどの過程が障害されるのかを学んだ上で、下記のように学びます。
—————–
多染性赤芽球の段階で、ヘモグロビンが合成されます。
ヘモグロビン合成に必要な栄養素が、鉄です。鉄が足りないと、ヘモグロビンは合成されなくなります。
これが、鉄欠乏性貧血です。
ヘモグロビンの合成が障害され、赤血球1個あたりのヘモグロビンが減り、赤血球の大きさは小さくなります。
また、血液の赤さのもとであるヘムの中の鉄分子も減少するため、薄い色となります。
よって、鉄欠乏性貧血では、小球性低色素性貧血となるのです。
—————–
このように、「なぜそうなるのか」を理解することを常に意識し、文章や図で表現していますので、ページ数は大きくなります。
しかし、理解しながら学ぶということは、鉄欠乏性貧血の他の症状も考えて分かるようになり、結果的に暗記すべき事項を減らすことができます。
なおかつ、鉄欠乏性貧血において、過去問では出題されていないような新しいことを問われたとしても、考えて答えを導き出せる確率が高くなります。
よって、ページ数がたくさんだ=学ぶ量が多いということではありませんので、このことを不安に思う必要は全く無いのです。
逆に、危険なのは、「鉄欠乏性貧血=小球性低色素性貧血」のように、理由の記載がなく、要点だけまとめてある薄い参考書をみて、「勉強する量は、たったのこれだけだ」と安心してしまうことです。
実は、そのページ数の薄さは理解を促す文章や図の不足であり、あなたが覚えるべき量は、理解しながら学ぶ人より何倍も多いということを物語っています。
■ページ数の多い教材を見て「終わるかなぁ、不安だなぁ」と思うか、薄い参考書をみて「これなら終わる」とホッとするかの違いのみで、学習すべき量は同じだということに気づく
ページ数の多い管理栄養士勉強サイトの教材も、過去問(主に第20回からのもの)を参考に作成しています。
おそらく、薄い参考書も過去問を参考に作成しています。
結局は、薄い参考書であろうが、ページ数の多い教材であろうが、「学習すべき量」は同じなのです。
それなら、「これなら終わる」とホッとされるより、「終わるかなぁ、不安だなぁ」と思っていただいた方が良いと、私は思います。
時間は思うより少ないからです。
焦って勉強される方が良いです。
■とにかく進めてみる
不安に思うだけでなく、とにかく少しでも前へ進めようという気持ちが大切です。
前へ進めることで、「図や表や具体例、なぜそうなのかの説明が多い・説明が丁寧だからページ数が多いのだ!」ということに気が付きます。
思ったより前へ進めることも、徐々に体感していただけることでしょう。
とにかく進めてみることで解決できる不安は多いです。
■これからの勉強方法のアドバイス
(11月から管理栄養士勉強サイトに入会され、「新・効率のいい順で学ぼう」を進める方、または、それ以前に入会された方で、思うように進んでいらっしゃらない方、勉強時間がなかなかとれない方へ)
基本的な「わくわく勉強方法」は変わりませんが、時間が少なくなってきた今は、優先順位をつけて、優先順位の高いものを確実な方法で終わらせていくことで効率の良いものにする必要があります。
優先順位を考えた時、解くべき問題はオリジナル問題より、過去問です。
オリジナル問題は解かずに、いきなり関連過去問を解きましょう。
(ページを進まれると、その章の関連過去問の記載が”「単語帳で暗記しよう!」”の下にあります)
関連過去問を解いた後は、その過去問の説明場所のみを見つけチェック。テキストを読んで理解を深め、頭を整理させ、自分専用問題を作成し、それを使って隙間時間などに暗記をします。
自分専用問題の作り方は、オリジナル問題から作った自分専用問題である「単語帳で暗記しよう!」を参考にしてみてください。
また、模試や講習会、メルマガの問題などの優先順位は、過去問より低いです。
最も優先すべきことは、新・効率のいい順で学ぼうで、過去問から出題されたことをしっかりと理解・整理し、自分専用問題で暗記をすることで、基礎を固めること。
つまり、新・効率のいい順で学ぼうを、わくわく勉強方法で進めることが最も優先すべきことです。
よって、模試などは、新・効率のいい順で学ぼうを、わくわく勉強方法で終わらせた後に余裕があれば解きましょう。
最後に、一番大切なことは「諦めない事」です。
諦めなければ、今からでも合格する方法はあります。
まずは、「諦めない!!」そう決めて、第27回国家試験にチャレンジしてもらいたいと思います!
上記のことを読んだ上で、とにかく進めてみましょう(^-^)!!
進めることで、感じることが変わってくると思いますよ♪
それでは、皆様の管理栄養士合格を心から応援しています!!