国家試験まで、あと66日!
Q.第23回115番
「寝たきりにならないために骨を強くする。」という目標を設定した
高齢者の個別栄養教育の評価(経過・影響・結果評価)に関する記述である。
経過評価として正しいのはどれか。
(3) ○ 牛乳がカルシウム不足を補うことがわかった。
第25回158番
肥満改善プログラムの評価指標と分析に関する組合せである。正しいのはどれか。
(2) ○ 周囲の理解度の変化 - 影響評価
どちらも理解という言葉が入っているのに、
どうして「経過評価」「影響評価」と、
異なるのでしょうか?
A.「牛乳がカルシウム不足を補うことがわかった。」
こちらは、「わかった」だけで、
「毎日牛乳を飲むようになった」等の、
栄養教育による行動の変化が現れていないため、
経過評価となります。
「周囲の理解度の変化」
これは、栄養教育による「変化」がみられるので、
影響評価となります。
周囲の理解度の変化とは、
例えば家族が肥満は良くないと理解し、
毎日のお弁当に野菜を増やすということにつながります。
具体例に置き換えてみると分かりやすいです。
栄養教育による「変化」を知るためのものが、
影響評価です。
これを軸に解くといいです!
—–
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「解き方」も教える!
これが、ファンスタディです!
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■今日の一言
「願書を出そう6-受験を迷うあなたへ-」
管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)は、
4年に1度改定を行い、
内容の充実を図ることが望ましいとされていること。
ご存知でしょうか?
昨年、平成26年度管理栄養士国家試験出題基準
(ガイドライン)改定検討会が開催されたこと。
ご存知でしょうか?
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=224613
私が管理栄養士国家試験に携わるようになり、
2度の改定を経験しました。
1度目は、
第20回国家試験。
自分が受験しました。
科目名から問題数、
かなり大幅に変化がありました。
2度目は、
第26回国家試験。
a、b、c、dの選択肢問題が消え、
「2つ選べ」が誕生する。
出題傾向が変わるなど、
変化がありました。
私としては、
ガイドラインの変更は、
そこまで恐れる必要は無いと思っています。
あの大きな改定、
第20回国家試験を経験し、
8割の正解率で1発合格できたということ。
検討会の議事録を隅から隅まで読み、
「求められていることの変化」などを知ることが、
大好き・趣味であること。
だから、ガイドラインの変更は、恐れなくてもいいと思っていますが、
みなさんはいかがでしょうか?
実際急に変化した国家試験を目の当たりにしたとき。
いきなり「2つ選べ」を、
練習無しで本番で経験した時。
動揺してしまうかのしれません。
新ガイドラインが適用されるのは、
第30回国家試験からと考えられます。
次の3月の、
第29回国家試験での合格。
本気で狙わなくていいのですか?