2016年 10月 04日

「期待の糖尿病薬!SGLT2」

カテゴリー メルマガでお勉強♪

 

ご存知の通り、ただいま

入会金&初回月会費無料!

はじめまして&お帰りなさいキャンペーン

実施中です♪

 

このコーナーは、受験対策という意味に加え

主に「いかに管理栄養士さんの知識維持を楽しんでもらうか?

という視点を大切にしています。

なので、

・新しくなった情報

・最新の国家試験で出題された情報

・いただいたご質問に解答

と、どれをみてもらっても管理栄養士さんの知識維持として楽しめる内容なっています。

発信一覧は、こちら↓

 

●新しくなった情報

平成26年度国民健康・栄養調査1~概要・食塩~ 2:42

平成26年度国民健康・栄養調査2~栄養素等摂取量・食品群別摂取量~ 6:43

平成26年度国民健康・栄養調査3~朝食欠食率・運動習慣・肥満・高血圧症~ 4:26

平成26年度国民健康・栄養調査4~コレステロール・飲酒・喫煙~ 3:03

平成26年度国民健康・栄養調査5~重点項目~ 4:53

日本人の食事摂取基準2015年版~2010年版と比較しながら学ぶ~ 6:57

食品表示法1~栄養成分表示の義務化~ 4:23

食品表示法2~「機能性表示食品」制度の新設~ 6:15

平成27年度食料自給率~数値と対策と目標~準備中

日本食品標準成分表2015年版(七訂)~実際に見ながら学ぶ~準備中


●最新の国家試験で出題された情報

セント・ジョーンズ ・ワート~薬の飲みあわせ~ 4:12

トランス脂肪酸~何に含まれる?何でダメ?~ 7:03

ヒスタミンと胃酸~胃酸分泌を促進するのは、ガストリンだけじゃない~ 3:56

SGLT2阻害薬~糖尿病の薬の働き~準備中

ウレアーゼ活性~ヘリコバクター・ピロリ菌が悪さをする方法~準備中


●いただいたご質問に解答

トランスケトラーゼ~代謝マップのペントースリン酸回路に載っていない!~ 2:14

アミノカルボニル反応~酸化と還元が苦手~ 4:52

ストレス換算係数~どうやって計算するの?~ 3:02

推定エネルギー必要量~覚えないとだめ?~ 2:50

低温環境~皮膚血流量が減少する、でも皮膚血管は収縮する?~ 2:21

NPC-N比~6.25で割る?~準備中

等電点と電気泳動~ヨーグルトができるしくみ~準備中

二重標識水法~説明を読んでも分からない!~準備中

重炭酸イオン~二酸化炭素が重炭酸イオンになる?~準備中

 

ということで、

今日はメルマガでは、この問題を取り上げてみます。

30-124 糖尿病治療薬とその主作用の組合せである。

(2) SGLT2阻害薬———–消化管での糖吸収の抑制

(2) × SGLT2阻害薬は、SGLT2の働きを阻害することで、尿中へのグルコースの排泄を促進する。

 

SGLT2阻害薬は、SGLT2の働きを阻害することで、尿中へのグルコースの排泄を促進する薬です。

SGLT2は、腎臓の近位尿細管に存在している、グルコースの再吸収を行うNa+/グルコース共輸送体なのです。

消化管での糖吸収の抑制をするものには、ビグアナイド薬があります。

 

はい!ここで立ち止まります!

・糖尿病とはどういう状態?

・糖尿病治療薬には他に何がある?

質問されて分かりますか?

 

会員専用ページの動画内では説明をしますが、

メルマガでは省略させていただきます。

 

何でこの問題が出たのか?考えてみました。

我が国で最初のSGLT2阻害薬は2014年4月17日に発売されました。

とても新しい薬なのです。

これまでの糖尿病治療薬は膵臓に作用し、最終的にはインスリンを出すことで血糖コントロールを改善するものでした。

これに対してSGLT2阻害薬は、腎臓に作用するので、膵臓のβ細胞を酷使するわけでもなく、インスリン分泌の有無を問わず、作用は腎臓の近位尿細管内にとどまるため、腎臓の機能そのものへの負担もありません。

他の治療薬のメカニズムに影響を与えることもないため、組み合わせによってはより大きな効果を引き出すことが期待されているのです。


ただし、副作用に注意しなければならない点はあります。

明日へ続く・・・


 

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