2017年
3月
12日
自分専用問題の書き込みにおいて、以下のようなご質問をいただきました!
「テキスト1~6の一回目の書き込みが終わったのですが、模試の1、2、3の書き込みはいつのタイミングがよろしいのでしょうか?」
答えは、「続けて模試の1.2.3の書き込みの1周目に進められることをお勧めします。」
ただし、テキストの書き込みが模試の書き込みより優先なので時間が無くなりそうならテキストの書き込みをされてください。
↑先週お届けしたメルマガに記載させていただいたこの内容について、さらにご質問をいただきましたので、詳細をお伝えします。
知識量でいうと、過去問で出た知識を丸暗記ではなくきちんと答えられるようになっていれば、合格できます。
模試の役割は、知識量の目線だけでいうと、「毎年出題される新出への対策」となっています。
最新の国家試験をみると分かりますが、これまでの国家試験では出題されたことの無いような新出問題が必ず含まれています。
そこに対応しようと思えば、模試を活用していただき、専門家による予測に頼るということになります。
ファンスタディの場合は、第1回管理栄養士国家試験からのデータをもとに、根拠を持って模試の出題内容を決めています。
またそれだけではなく、新しい法改正や傾向、時事も意識しています。
ですので良質な予測としてファンスタディの模試を頼って頂く意味では模試の自分専用問題の書き込みは大切になります。
ですが、そこまで時間を割くことが出来ないという場合は、過去問優先です。
過去問の自分専用問題の書き込み、つまりつなげて学ぼう1~6の自分専用問題の書き込みを優先されてください。
模試の役割ですが、知識量だけでいうと上記の役割ですが、他には
・問題を解くということに対する学び
・過去問を別の問い方で問われても解ける理解の促進
・時間内に問題を解く訓練
このようなことが挙げられます。
決して新出知識の取得という単一の役割ではないので、把握しておいてくださいね^^♪
2017年
3月
12日
もうすぐ管理栄養士国家試験!
国家試験からは、出題者の意図を知ることができます。
つまり、管理栄養士に求められていることが見えてくる、
だからおもしろいのです!
例えば食事バランスガイドの問題から分かること。
食事バランスガイド自体は専門家ではなく一般人が使うものとしてつくられたもの。
その上で専門家が当たり前に把握しておかないといけないのは、細かい主食や主菜のSVではなく以下のようなものだということ。
受験生のみなさんは、から揚げ一皿が何SVなのか、主食が何SVなのか。
このような部分で迷っていらっしゃいますが、実は出題者はそこを厳密に分かるようにしてもらいたいのではない。
Dots面談レポートから転記させていただきます!
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●食事バランスガイド
見つけてしまった、出題者の意図!
分かってほしいのは以下の点です!
1.それは菓子なのか食事なのか
アイスクリームは食事ではなく菓子
菓子パンは食事ではなく菓子
食事と菓子を見分けることでグンと選択肢を絞ることができます!
2.野菜を食べたうちに入るのか?
みそ汁のなめことネギ少々=副菜70g(1SV)に満たない=野菜を食べたうちに入らない(食事バランスガイド上では)
「僕、野菜食べてます!」と言っている人にどのくらい食べているのかを聞いたところ、ラーメンのネギだけだったという話を聞いたことがあります。
副菜は、食事バランスガイドのコマの2段目。
主食に次いで多く摂取すべきもの。
この副菜の量を正しく把握できることが求められているようです。
ぎょうざは1/3が副菜。
単にサラダばかり進めるのでなく、このような好きそうな食べ物から副菜を摂取できる食品の選択もポイントですね!
3.主菜なのか副菜なのか
例えば納豆は副菜ではなく主菜。たんぱく質源だから。
このような分類も専門家ならできるようになっておかなければ!
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Dots面談レポート、管理栄養士さんにも人気です^^
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=4563712&id=80998746&comment_count=323
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2017年
3月
10日
知識維持をしておくべき知識の1つが、食料自給率についてです。
金額ベース、重量ベース、カロリーベース。
随分と数字が違いますが、違いは分かりますか?
一体どういうルールで数字が出ているのか、分かりますか?
そもそも日本の食料自給率はどのくらいか分かりますか?
日本の食のプロとしてもちろん把握しておくべきです!
食料自給率についてDots面談レポートで記載しましたので転記させていただきます↓
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問題1:品目別自給率(重量ベース)は、各品目の国内消費仕向量に対する国内生産量の割合である。
○ 品目別自給率(重量ベース)=国内生産量/国内消費仕向量(=国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(又は+在庫の減少量))である。
問題2:わが国の食料自給率は、国内消費仕向量に対する国内消費量の割合である。
× 食料自給率は、国内消費仕向量に対する国内生産量の割合である。
↑
なかなか式が覚えられない!とのこと。
まずは「自給率」の意味を把握してみよう!
自給自足生活という言葉がある通り、自分達が食べる分をどれだけ自分達で賄えているのか?という視点で考えてみると、
「自分達が消費する量のうち、自分達がつくった量」
となるので、分子が「自分達がつくった量」分母が「自分達が消費する量」にならなければおかしい。
問題2は、おかしいと分かります。
ちなみに、国内消費仕向量とは、「国内で消費するように仕向けられた量」であり、国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(又は+在庫の減少量)で計算されます。
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Dots面談レポート、管理栄養士さんにも人気です^^
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