2015年
1月
08日
今朝のメルマガの復習です。
「代償性肝硬変でも分岐アミノ酸を補給するのですか?」
こう聞かれると、
「その人によるなぁ・・・」と、
はっきりと答えることができません。
ですが、
「代償性肝硬変では、分岐アミノ酸を制限するのですか?」
こう聞かれると、
「わざわざ制限は、しないでしょう!」と、
はっきりと答えることができます。
本番では、
シンプルに考えて、
サクッと解く!
これを意識してくださいね^^
Q.直前勉強会は、どんな資料を
作成してもらえるのでしょうか?
A.サンプルを作成しましょう!
例「損益分岐点が苦手です」
ここまでくれば、
損益分岐点の問題も、
楽勝です!
これまでどんな問題が出題されてきたか。
見ていきましょう!
24-186 損益分岐点の把握における
給食費用の固定費と変動費に関する記述である。
a 主食の購入費用は、固定費に計上する。
b 卓上サービスの調味料は、変動費に計上する。
a × 主食の購入費用は、変動費に計上する。
売上が上がれば、主食の購入費用も多く必要になります。
b ○ 卓上サービスの調味料は、変動費に計上する。
売上が上がれば、卓上の調味料も多く必要になります。
25-186 カフェテリア方式で運営している学生食堂において、
損益分岐点分析から検討する項目である。
a 利用者に人気があるメニューの売上高
b 食材料費の原価の引き下げの実施の有無
c 利用者1人当たりの購入額の設定
d 使用金額の多い食材料の購入方法
a × 損益分岐点分析をしても、
人気メニューの売上高の参考にならないということは、
長井パン屋の例から考えて分かりますよね!
b ○ 損益分岐点が分かる、つまり
これだけ売上がないと「トントン」にならないのであれば、
もっと安い食材を買おうか・・・
長井パン屋の場合、もっと安い小麦粉を買おうか・・・
という話になりますよね^^
c ○ 損益分岐点が分かる、
つまりこれだけ売上がないと「トントン」にならないのであれば、
販売価格をもっと上げざるを得ないなー
という話になりますよね・・・
d × 損益分岐点分析をしても、
使用金額の多い食材料が何なのかは
分かりませんよね。
過去問に出題されたこと、
まだあります!
続きは、また明日!
直前勉強会に出席された方の合格率は、
78%です!!(平成25年度)
平成25年度直前勉強会!
ご感想は、こちら♪
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2015年
1月
08日
国家試験まで、あと73日!
■今日のQ&A
Q.第20回-196の選択肢cについてです。
195番で、この問題の患者は、代償性肝硬変と分かっています。
選択肢cは、「分枝アミノ酸摂取を制限する。」で、
解説は、「× 分枝アミノ酸を投与する。」となっていますが、
分岐アミノ酸を補給するのは非代償性肝硬変ではないですか?
代償性肝硬変でも分岐アミノ酸を補給するのですか?
A.「肝硬変の時は、分枝アミノ酸を投与する。」と
考えていただければOKです。
この患者の場合、フィッシャー比は2.5と軽度低下がみられます。
また、低アルブミン血症も出現していることから、
分枝アミノ酸の摂取を高めて
アミノ酸バランスと低アルブミン血症の是正をはかる必要があります。
肝硬変の場合、
たんぱく質を制限しなければならない事や、
肝機能が低下していることから、
低アルブミン血症がみられます。
分枝アミノ酸の摂取を高めることで、
蛋白摂取量の不足を補い
低アルブミン血症の是正をはかることができるのです。
ですが、このフィッシャー比をみて
低下していると分からなくても、
肝硬変なので分枝アミノ酸を「制限する」ということは
無いということが分かり、
問題が解けると思います。
—–
今回の場合、
「制限する」と来ている時点で、
×だと分かります。
わざわざ制限する必要は、
ありませんよね。
惑わされず、
解くための勉強を、
進めていく。
そんなアドバイスも、させていただきます!
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■今日の一言
「願書を出そう2-受験を迷うあなたへ-」
受験資格が無いから、
ではなく!
受験資格は、あるけれど、
受かる自信が無いから、
受けようかどうか、
迷っています。
そんなご相談を、
毎年のようにいただきます。
そんな方には、
必ず、
「受験しましょう!!」
そうお伝えしています。
もちろん、記念受験では、ありません。
受かる気で、
受験してください。
このまま諦めて、
第30回国家試験まで、
「たっぷり時間のある人」となるか。
第29回国家試験まで、
時間は無いけれど!
「短い時間で合格を目指す人」となるか。
どちらが力が付くか。
一目瞭然ですよね!
受験しておいた方が良い理由は、
これだけではありません!
明日へ続きます!
2015年
1月
07日
昨日朝のメルマガの復習です。
以前、会員様から、
食品成分表2015のデータが公開されていたと、
連絡をもらいました。
ですが、探したところ、
見つかりませんでした。
食品標準成分表は、
文部科学省が公表、
食事摂取基準は厚生労働省が制定するものです。
この方が厚生労働省のホームページで見られたのは、
食事摂取基準2015に関する情報かもしれません。
食品成分表と、
食事摂取基準。
混乱しないように、
ご注意くださいね♪
ちなみに、時事ニュースサイトによると、
「食品成分表2015年版」(仮称)では
でんぷん、ブドウ糖、果糖、乳糖などの組成別の別冊
「炭水化物成分表」を新たに作製。
併せて、アミノ酸、脂肪酸の成分表別冊も改訂する。
最近流通し始めた食品の品目を増やすほか、
品種改良により主に流通する品種が変わったり、
加熱調理で成分が変わったりした食品にも対応する。
とのことです。
楽しみですね!
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/130406-4.html
Q.直前勉強会は、どんな資料を
作成してもらえるのでしょうか?
A.サンプルを作成しましょう!
例「損益分岐点が苦手です」
ここまでくれば、
損益分岐点の問題も、
楽勝です!
これまでどんな問題が出題されてきたか。
見ていきましょう!
21-175給食における栄養管理の結果評価に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) 損益分岐点の算出
(1)× 損益分岐点の算出は、給食における原価管理、
つまりいくらで売るのか、の結果評価に用いられる。
21-186給食施設における運営方針に関する記述である。誤っているのはどれか。
(3) 食材価格の上昇に対応するために、損益分岐点分析を行う。
(3)○ 食材価格の上昇に対応するために、
損益分岐点分析(利益が生じているか)を行う。
材料費が上がれば、
どれだけ売上があれば利益が生じるのか、
変わってきますからね。
23-187 給食の原価管理に関する記述である。正しいのはどれか。
(1) 損益分岐点が高い場合は、経営効率が良いと判断できる。
(2) 食材料費の抑制は、損益分岐点を低くする。
(1) × 損益分岐点が低い場合は、経営効率が良いと判断できる。
損益分岐点が上がるということは、
「トントン」になる売上が上がるということですからね。
(2) ○ 食材料費の抑制は、損益分岐点を低くする。
損益分岐点を低くするということは、
「トントン」になる売上を低くするということですからね。
過去問に出題されたこと、
まだあります!
続きは、また明日!
直前勉強会に出席された方の合格率は、
78%です!!(平成25年度)
平成25年度直前勉強会!
ご感想は、こちら♪
IN名古屋
https://eiyousi.net/?p=4942
IN大阪
https://eiyousi.net/?p=4833
IN東京
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