2016年
10月
26日
自分が今やっている仕事って、
ほんの20年前ならできていなかっただろうな。
そう思います。
私の仕事は、管理栄養士国家試験対策&知識維持対策のための教材をつくり
みなさんに提供していますが、
それをしようと思うと、以前なら「出版社」を通じないとなかなかできない。
アニメを用いた教材、
スマホを使った自分専用問題ワンクリック、
耳さえ空いていれば勉強時間に変わる耳単語帳。
この時代だからこそ、誕生させることができたものです。
じゃあ逆に無くなった職業って何があるかな?
そう思って検索してみると「桶屋」が出てきました。
「風が吹けば桶屋が儲かる」の、桶屋(おけや)です。
確かに、木の桶を買う機会は確実に減っています。
我が家のお風呂にあるものも、
木の桶ではなく、100均の洗面器です。
じゃあ、近年の職業の増減は?
そう思って調べてみると、
データが出て来ました!
介護職員や看護師が急増していて、
「減った仕事」のランキングを見ると、1位は農耕従事者でした。
http://toyokeizai.net/articles/-/83023
そういえば小学4年生のころ、
サッカー選手になりたいという男の子に
「将来サッカーというスポーツが無くなっていたらどうするの?」と聞いて
激怒されたことがあります(笑)
仕事と需要。
子どものころはあまり考えることはありませんでしたが、
あながち的外れな発言でもなかったのかな?なんて思います。
管理栄養士の需要。
自分自身の需要。
たまに立ち止まって考えてみると面白いです♪
2016年
10月
26日
さて!11月12日に開催される計算問題セミナーの予習をしていきましょう!

計算問題というだけで、強い苦手意識があり、
そんなに難しくもないのに、拒否反応が前面に出ている方が多い気がします。
計算問題のポイントは、2点です。
・何を計算しているのか、ざっくり理解すること
・練習をすること
このメルマガでは、計算問題を実際に教えていこうと思います。
裏ワザが生きる、敏感度や特異度、疫学研究での寄与危険、相対危険などの計算問題は、
セミナ―でしっかりと学んでくださいね♪
そして、「練習!」
これは、計算問題セミナーでは、計算問題集を販売しておりますが、
日ごろの勉強では、とにかく電卓を使わないで過去問に挑戦することが、
すごーーーく大事です!
(電卓は、本番で使えません)
それでは早速メルマガで学んでいきましょう!
面談トピからの抜粋です♪
(きちんと読むように心がけてください↓)
28-127
25%ブドウ糖基本輸液1,400mL、総合アミノ酸製剤600mL、脂肪乳剤200mLを投与した。
この時の非たんぱく質熱量/窒素比(kcal/g)である。正しいのはどれか。1つ選べ。
ただし、エネルギー量は、ブドウ糖及びアミノ酸を4kcal/g、脂肪乳剤を
200kcal/100mL、総合アミノ酸製剤の窒素量を3g/200mLとする。
(1) 100
(2) 150
(3) 200
(4) 250
(5) 300
答えは3番です。
非たんぱく質エネルギー/窒素比(NPC/N)は、
[糖質摂取量(g)×4+脂質摂取量(g)×9]÷[たんぱく質摂取量(g)÷6.25]で算出できます。
この問題の場合、
糖質は、25%ブドウ糖基本輸液1,400mLより、1400×0.25=350 350×4=1400kcal
脂質は、脂肪乳剤200mLを投与、200kcal/100mLであるため、200×2=400kcal
窒素は、総合アミノ酸製剤600mLを投与、総合アミノ酸製剤の窒素量3g/200mLであるため、3g×3=9g
よって、1400+400/9=200(kcal/g)となります。
いただいたご質問の内容は、この解説のNPC/N比の計算式は、最後6.25で割って終わっているけど、実際に計算しているのをみると、6.25で割ってないのでは?というご質問です。
そもそもNPC/Nって何でしょう?
明日へ続く・・・
2016年
10月
25日
第31回管理栄養士国家試験まで、あと145日
今日、Dotsコース面談を二人お受付いたしました。
ファンスタディのDotsコースは、昨年の1.5倍の受講生がおり、
ファンスタディにしかない「個人面談」サービスをご活用いただいています。
面談トピは、こちら↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=4563712&id=78048662&comment_count=964
今日のお二人の面談から学んだことは、
「好きだという気持ちは、強い!」ということ。
「嫌だけどがんばる」は、
「好きでがんばる!」には、なかなか勝てるものではないということです。
例えば今日の面談では、
食事摂取基準の「要因加算法」についてお伝えしました。
要因加算法は、カルシウムの推定平均必要量の算出に用いられている方法です。
カルシウムの推定平均必要量ということは、
つまり私たちが毎日どれくらいのカルシウムを摂取すればいいのか?
その情報源となるということです。
具体的には、この式で計算されます↓
[体内カルシウム蓄積量+尿中カルシウム排泄量+経皮的カルシウム損失量]÷見かけの吸収率
この計算式から、
カルシウムの摂取量は、
単純に「皮膚や尿から出て行った量」だけでなく、
・体に蓄積される量
・食べて吸収される量
このようなことを考慮して算出するということが分かります。
これをDotsコースうめちゃんさんにお伝えしたところ、
「皮膚からカルシウムが出て行くんだ!」と驚かれていました。
食事摂取基準の表で確認したところ、
毎日約20mgのカルシウムが出て行っていると分かり
「へぇ!そうなんだ!」とさらにびっくりされていました。
この会話により、
カルシウムの推定平均必要量を求めるためには、経皮的損失量も加味しなければいけない
↓
カルシウムは、要因加算法!と試験問題につなげて覚えられます。
こんな瞬間、大事です^^
そんな感覚を呼び覚ます教材をファンスタディは作成しています^^

入会金&初回月会費無料!
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ぜひこの機会にご利用くださいませ~♪