2018年1月

2018年 1月 25日

輸送体についてシェアします!

 

直前勉強会の資料を作りながら収穫があったのでシェアします!

 

直前勉強会の資料内容を決める際、出題率や分かりにくさの他に、バラバラと散って出題されるものに目を付けます。
例えば呼吸商
基礎栄養学で呼吸商そのものの問題も出れば
臨床栄養学で呼吸商を使ってアセスメントをするような問題も出る。
と思っていたら、人体応用栄養学でも出題されている。

 

4科目にも渡って出題されていますし、
呼吸商の理解は他にもつながる大事な部分でもあるので、
今までバラバラと学んできた呼吸商を、呼吸商という1つの目線からスタートして、まとめて学んでおく必要があるな!
という感じです。
要するに資料にする価値があるか!?ということです。

 

同じような理由で、輸送体のリクエストも受け入れて、輸送体の資料作成をしてみてビックリしたのです。
3つのビックリをシェアさせていただきます!

 

ビックリ1.いろんな輸送体が出題されている!
こんなにも出題されていました!
アクアポリン(水チャネル)
イオンチャネル
GLUT (グルコース輸送体)
Na+/グルコース共輸送体(SGLT)
Na+/アミノ酸共輸送体
H+/ペプチド共輸送体
NaP+,K+-ATPase

 

ビックリ2.もっと出題されていました!
上記のGLUTは、GLUT1、GLUT2、GLUT3、GLUT4、GLUT5
SGLTはSGLT1、SGLT2
このようにさらに分類されるだけあり、出題されていました。

 

ビックリ3.聞かれることが多岐にわたっている!
・受動輸送か、能動輸送か
・臓器のどこにいるのか
・どんな働きをしているのか
・薬のこと
本当に、多岐にわたっていました。

 

さらに最近どんどん出題されている。
これは!思ったより資料価値あり!
そう感じました!
ややこしい部分を解析し、図をつくり、2つの学びでサクッと解決する資料をつくりました♪

 

今日お伝えした呼吸商と輸送体の資料は、会場参加の方からリクエストがあったので、WEB直前勉強会(https://eiyousi.net/webtyokuzenlist/)には含まれていませんが、
きっとやりたい方もいらっしゃると思います。
WEB直前勉強会にて満席になったもの・時間の重複で受講できないもののアンコール開催なども多くいただいています。
それと併せて呼吸商や輸送体も、リクエストがあれば検討させていただこうと思っています!
会場の直前勉強会の資料はこちら→https://eiyousi.net/tyokuzenlist/

 

 

2018年 1月 24日

Q.自分専用問題のカキコミをしていての見直しに、どの程度時間をかけたら良いのか分かりません。

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ファンスタディのわくわく勉強法の総仕上げ
ステップ6.自分専用問題のカキコミに関して、
以下のような質問を多くいただきましたので、
回答させていただきます!

 

Q.自分専用問題のカキコミをしていての見直しに、どの程度時間をかけたら良いのか分かりません。
A.自分専用問題のカキコミをしていて、どの程度見直しに時間をかけるか、つまり、テキストに戻るか戻らないかは、1問1問の判断にしてください。
カキコミできなかった→答えを見たら分かる→テキストに戻らなくても良い
カキコミできなかった→答えを見てもよくわからない→テキストに戻る
という感じです。
基本的に自分専用問題のカキコミは、一度覚えた問題の再確認なのでリズムよく進んでください。
イメージとしては、「わんこそば」です。

分からない分野の解決としては、直前勉強会を活用していただくと良いです。
例えば自分専用問題のカキコミをしていて、明らかに疫学研究のところは間違えるし、自分で勉強をしようと思っても理解が進まない。
だったら直前勉強会でしっかりやるので他を進めておこう!
このように使っていただくと良いです。

 

直前勉強会ですが、会場は満席ですがWEB直前勉強会(https://eiyousi.net/webtyokuzenlist/)にはまだ空きがあります。
時期的に必要性を感じる方が増えてくると思いますので、
頭の片隅に行きたいと感じている方は、今の内にチェックをしておいた方が良いと思います!

 

2018年 1月 23日

肝臓におけるコレステロールの合成は、食事性コレステロールが抑制されるとは?

 

●いただいたご質問

問題:肝臓におけるコレステロールの合成は、食事性コレステロールが多いと促進される。
答え:× 肝臓におけるコレステロールの合成は、食事性コレステロールが多いと抑制される。
とありますが、なぜ抑制させるのでしょうか。
コレステロールはどんどん合成されるものではないのでしょうか。

 

●回答

食事からのコレステロールの摂取が多くなると、体内で、コレステロール合成の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素が阻害されます。
この阻害によって、体内合成量が抑えられます。
つまり、身体の細胞に届けられるコレステロールの全体量は決まっており、
食事から入ってくる分が多いと、体内合成は低めになり、
反対に食事から入ってくる分が少ないと、体内合成を増やして対応します。

食事から摂り、小腸から吸収されるコレステロール自身が、全体の調節因子となっています!

 

管理栄養士国家試験の勉強は、日常生活にとっても役に立つものが多いです。
この問題の内容についても、周りの方に教えてあげると喜ばれると思います♪

 

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