2017年3月

2017年 3月 10日

「エストロゲン、プロラクチン、オキシトシンの母乳との関係」

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今日の13:00からの福岡でのDots面談見学にちなんで、Dots面談レポートから転記です!




エストロゲン、プロラクチン、オキシトシンの母乳との関係についてなどを学びました!

●出産後●
赤ちゃんが乳首を吸うことにより
脳の下垂体後葉からオキシトシンが出て射乳、つまり母乳がピューと出ることを促します。
母乳がいつでも出るようにするためには、母乳をつくらなくてはいけません。
それはプロラクチンの役割!
脳の下垂体前葉からは、プロラクチンが出て乳汁産生を促進します。

※注意※
プロラクチンとプロゲステロンの混同!
プロラクチンーーー下垂体前葉から分泌される乳汁産生促進ホルモン
プロゲステロンーー黄体(子宮)から分泌される妊娠を維持させるホルモン
名前が似ていますが出るところも役割も違います。
間違えた時は惜しいなんて思わずに検討違いの間違えをした!と自ら喝を入れましょう!
どちらか一方を覚えておけば楽に思い出せます。
プロラクチンの「ラク」は、ラクト(乳糖)のラク!と覚えましょう!

●妊娠前●
まだ母乳が出ては困ります。
母乳が出るということはオキシトシンが出るということ。
オキシトシンは子宮を復古させるために子宮収縮の役割があります。
そんなことが妊娠中に起きては流産の原因になる。
だから妊娠中は胎盤由来のエストロゲン乳汁分泌を抑制しているのです。

なぜそうなのかが分かると人間の体って本当にすごいなぁと思いませんか!?
へぇー!ほぉー!と楽しみながら学びましょう!
次の面談も楽しみにしています^^



 

Dots生面談では、Skypeでは伝えきれない学びを伝えます!↓


●福岡会場
リファレンス大博多ビル
福岡市博多区博多駅前2丁目20-1大博多ビル11F
MTR1101会議室
http://www.re-rental.com/hakata/access/

時間:13:00~17:00



 

また、3/11は福岡で直前勉強会と早期スタートセミナーも開催します!
あなたにお会いできることを楽しみにしています!
https://eiyousi.net/tyokuzenlist/
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2017年 3月 10日

母乳のグロブリンは、アレルゲンとなりやすい。(〇or×)

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Dots面談レポートがアツい!
勉強する人は必ず読んでいるDots面談レポート!
(※イイね参照)
転記させていただきます!
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=4563712&id=80998746&comment_count=323
S__4734982.png

 

28-143 食物アレルギーに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 母乳のグロブリンは、アレルゲンとなりやすい。
(2) 米のアミロースは、アナフィラキシーショックを起こしやすい。
(3) 小麦のグルテニンは、アレルゲンとなる。
(4) 肉のアレルゲン活性は、加熱により増強する。
(5) 卵アレルギーは、耐性を獲得することができない。

↑例えばこの問題の(1)~(3)。
食物アレルギーのアレルゲンはたんぱく質と分かっていること
名前をみてそれがたんぱく質か何なのかを分かること
この2点がまずは必要になってきます。

これがわかれば(2)は、アミロースは糖質だから×と分かります。
ですが(1)のグロブリンも(3)のグルテニンもたんぱく質。さあ、答えはどっち?

MIRUさんは、グルテニンではなくグルテンがアレルゲンなので(3)は×だと思ったとのこと。
ですがつなげて学ぼう2で、グルテンはグリアジンとグルテニンが結合してできていると学んでいるので、そこから紐づけてグルテニンが怪しいと考えることもできます。

ちなみに、母乳のグロブリンとは、抗体のIgAのこと。これを知っておけば母乳のグロブリンはアレルゲンとなりにくいと解けたと思います。
もう一歩踏み込んだ問題です。

ちなみに母乳なら何でもアレルギーの危険性無しと解けるのではなく、
たとえば卵を食べた母親からの母乳を飲んで赤ちゃんが卵アレルギーを発症するようなことはあるので、やはりきちんと問題を読んだ上での解答となります。

さて、Dots生面談&早期スタートセミナー&直前勉強会のために、福岡へ行ってきまーす!

 

 

2017年 3月 10日

「自給率くらいは、知っておこう。」

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知識維持をしておくべき知識の1つが、食料自給率についてです。
金額ベース、重量ベース、カロリーベース。
随分と数字が違いますが、違いは分かりますか?
一体どういうルールで数字が出ているのか、分かりますか?
そもそも日本の食料自給率はどのくらいか分かりますか?
日本の食のプロとしてもちろん把握しておくべきです!

 

食料自給率についてDots面談レポートで記載しましたので転記させていただきます↓

問題1:品目別自給率(重量ベース)は、各品目の国内消費仕向量に対する国内生産量の割合である。
○ 品目別自給率(重量ベース)=国内生産量/国内消費仕向量(=国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(又は+在庫の減少量))である。

問題2:わが国の食料自給率は、国内消費仕向量に対する国内消費量の割合である。
× 食料自給率は、国内消費仕向量に対する国内生産量の割合である。


なかなか式が覚えられない!とのこと。
まずは「自給率」の意味を把握してみよう!

自給自足生活という言葉がある通り、自分達が食べる分をどれだけ自分達で賄えているのか?という視点で考えてみると、
自分達が消費する量のうち、自分達がつくった量」
となるので、分子が「自分達がつくった量」分母が「自分達が消費する量」にならなければおかしい。
問題2は、おかしいと分かります。
ちなみに、国内消費仕向量とは、「国内で消費するように仕向けられた量」であり、国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(又は+在庫の減少量)で計算されます。

Dots面談レポート、管理栄養士さんにも人気です^^
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=4563712&id=80998746&comment_count=323